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水草が茶色くなるのはよくあるトラブル
「せっかく植えた水草が、なんだか茶色っぽく変色してきた…」
このような経験をして、がっかりした方は少なくないはずです。
水草の葉が茶色くなる現象は、アクアリウム初心者にとって非常によくあるトラブルです。しかし、すべてが「枯れている」「ダメになっている」とは限りません。
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原因を見極めて正しく対処すれば、再生するケースも多いので、諦める前にまずは原因を一緒に探ってみましょう。
茶色くなる原因①:光量不足
もっとも多い原因が「光量が足りていない」ケースです。
水草は光合成をして育ちますが、光が弱いと光合成が不十分になり、葉が黄ばんだり、茶色く変色したりしてしまいます。特に以下のような条件に当てはまると光量不足が起きやすいです:
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LEDライトが水草用でない(観賞魚用の弱い光)
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照明の照射時間が短い(3〜4時間など)
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水槽が深くて光が届いていない
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浮草や上部の草が光を遮っている
対策:
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水草育成に適したLEDライトを使用(例:1,500〜2,000lm以上)
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1日6〜8時間の照明を安定して確保
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前景・中景草がある場合、遮光の少ないレイアウトに見直し
特に前景草やロゼット型の水草は光が届きにくいので注意が必要です。
茶色くなる原因②:栄養不足やバランスの乱れ
水草はただ水に入れただけでは育ちません。**根から吸収する栄養(底床肥料)と、水中から吸収する栄養(液体肥料)**のバランスが崩れると、茶色くなることがあります。
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特に不足しやすいのが以下の栄養素:
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鉄分:不足すると葉の色が悪くなり、黄〜茶色に変化
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カリウム:葉が傷んで茶色くなり、縁から枯れることも
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窒素・リン:成長が止まり、古い葉が茶色く劣化
対策:
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定期的に液体肥料(総合栄養タイプ)を添加
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ソイルが劣化していたらルートタブ(底床肥料)を追加
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コケが怖くて肥料を入れないという人も多いが、「不足」は逆効果
バランスよく、過不足なく栄養を供給することが大切です。
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茶色くなる原因③:茶ゴケ(茶色い藻類)の付着
実は、「水草自体が茶色くなっている」のではなく、表面に茶色いコケ(藻類)が付着しているだけというケースもあります。特に水槽の立ち上げ初期に発生しやすいのが**珪藻(けいそう)**と呼ばれる茶ゴケです。
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茶色く、ざらざらした感触
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葉だけでなくガラスや流木にも付着している
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水質が安定すると自然に消えることが多い
対策:
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ライトの照射時間を短く(6時間程度に)調整
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定期的な換水(週1回 1/3〜1/2)で栄養分をリセット
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ヤマトヌマエビやオトシンクルスなどの「コケ取り生体」を導入
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フィルターや水流の見直し(止水域があるとコケがつきやすい)
一度ついてしまった茶ゴケは手で落とすのが大変なので、初期段階で抑えるのがポイントです。
茶色の水草を元に戻すための対策まとめ
水草が茶色くなる原因をチェックし、以下の対策を順番に試してみましょう。
| 対策項目 | 内容 |
|---|---|
| 光量の見直し | 水草用LED、1日6〜8時間の照射 |
| 肥料の追加 | 液肥+底床肥料をバランスよく |
| コケの対策 | 照明時間短縮、コケ取り生体の導入 |
| 水質管理 | 換水を習慣化し、硝酸塩やリン酸を抑える |
| 生体の数を見直す | 排泄物が多いと富栄養化でコケが発生 |
特に光・栄養・水流の3つのバランスが崩れると、水草はすぐに不調のサインを出します。逆に言えば、この3つを整えることで、色鮮やかな緑が蘇る可能性は高いのです。
健康な水草を育てるための予防ポイント
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✅ 育てる水草に合わせた光量を用意する
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✅ ソイルや肥料は定期的に交換・追加
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✅ コケが出る前にエビ・貝を導入
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✅ 新しい水草はトリートメントしてから導入
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✅ 定期的に水質をチェック(pH、NO3、GHなど)
また、水草は急に元気になったり色が戻ったりするわけではありません。変化には1〜2週間以上かかることもあるため、途中でいじりすぎないことも大切です。
まとめ
水草が茶色くなる原因は、大きく分けて:
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光量不足
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栄養バランスの乱れ
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茶ゴケの付着
の3つに集約されます。
どれか一つだけが悪いのではなく、複数の要因が重なっていることが多いのが実情です。まずは一つずつ原因を探り、環境を整えることで、水草本来の美しい緑を取り戻すことができます。
「茶色くなった=枯れた」ではありません。あきらめずに丁寧に管理していけば、あなたの水草も必ず元気を取り戻します。

