ミナミヌマエビは繁殖しやすいエビ？基礎知識と特徴 ミナミヌマエビは、日本にも生息する淡水性の小型エビで、丈夫で繁殖しやすく、初心者にも飼育・繁殖がしやすい生体として人気です。 最大の特徴は、淡水のみで繁殖が可能な点です。多くのエビ（例：ヤマトヌマエビ）は海水環境が必要な繁殖形態を持ちますが、ミナミヌマエビは淡水環境で抱...
小さな生き物と共生
小さな生き物と共生の記事一覧
魚の相性が悪いとどうなる？混泳トラブルの典型例 アクアリウムで複数の魚を一緒に飼う「混泳」は、水槽をにぎやかにし、見た目にも楽しい反面、魚同士の相性を考えずに組み合わせると深刻なトラブルに発展します。 魚の相性が悪いと、以下のような問題が起こります： ケンカや追いかけ回しによるストレス 弱い魚のヒレがかじられる、餌を食...
エビにとって脱皮とは？基本的な仕組みと重要性 エビの飼育において「脱皮」は非常に重要なプロセスです。特にミナミヌマエビやヤマトヌマエビなどの淡水エビは、成長のたびに脱皮を繰り返すことで体を大きくし、健康を維持しています。 脱皮は、生き物にとって「服を脱ぎ捨てて新しい体に生まれ変わる」ようなもの。正しく脱皮が行われないと...
メダカが産卵するために必要な基本条件を知る メダカは比較的繁殖しやすい魚として知られていますが、自然に産卵を促すためには、いくつかの条件を満たした環境が必要です。単にオスとメスを同じ水槽に入れておくだけでは、産卵がうまくいかないこともあります。 メダカの産卵に適した基本条件は以下の通りです： 水温：22〜26℃程度 メ...
スネールとは何か？発生の原因と種類を知ろう スネールとは、アクアリウムに意図せず入り込む小型の巻貝の総称で、「害貝（がいばい）」とも呼ばれることがあります。代表的な種類には、サカマキガイ・モノアラガイ・ヒメタニシなどがあり、水草や生体の購入時に卵や個体が付着して持ち込まれることが多いです。 スネールの何が問題かというと...
タニシが水槽内で果たす役割とは タニシは、地味ながらも**アクアリウムにおいて非常に優秀な「掃除屋」**として知られています。見た目に華やかさはありませんが、その実力は確かなもので、水槽内のバランスを保つ上で大きな役割を果たします。 主にタニシが担う役割は以下の通りです： コケ（藻類）の除去 底床にたまった残餌の処理 ...
メダカとエビは共生できるのか？相性から見た注意点 メダカとエビは、どちらも小型で穏やかな印象のある生体ですが、共生させるにはお互いの生態や相性を理解することが大切です。 メダカは雑食性で、口に入るものは何でも興味を示すため、稚エビなどの小さな個体は捕食されてしまう可能性があります。一方、成体のミナミヌマエビやヤマトヌマ...