メダカの繁殖を始めると、産卵床を手作りしたいと考える人は多いです。
市販品は便利ですが、数をそろえると意外と費用がかかります。一方で、手作りなら100均の材料でも作りやすく、必要な数を用意しやすいのが魅力です。実際、GEXの開発記事でも、ネット上の自作産卵床が製品開発のヒントになったと紹介されています。

また、手作りの産卵床は、飼育容器の大きさや自分の管理方法に合わせやすいのも強みです。
この記事では、メダカの産卵床を手作りする方法を中心に、材料選び、簡単な作り方、失敗しにくいコツまでわかりやすく解説します。市販品が浮くタイプ、沈むタイプ、天然素材タイプに分かれているように、自作でも使い方に合わせて形を変えやすいです。

メダカの産卵床を手作りするメリット

メダカの産卵床を手作りするいちばんのメリットは、安く数をそろえやすいことです。
繁殖期は産卵床を複数使いたくなることがありますが、自作ならコストを抑えながら増やせます。100均のプールスティックやスポンジ素材を使った自作例も多く、手軽さが支持されています。

もうひとつのメリットは、回収しやすい形に調整できることです。
浮くタイプ、沈むタイプ、短め、大きめなど、自分の容器に合わせて作れます。市販品でも浮上型と沈下型があるように、手作りでも使う場所に合わせて形を変える発想が使いやすいです。

手作り産卵床に向いている材料

手作りの産卵床では、卵が絡みやすく、硬すぎず、扱いやすい素材が向いています。
自作例として多いのは、プールスティックを浮きにして、不織布やスポンジ状素材、フェルト状素材を差し込む方法です。メディア記事や解説記事でも、プールスティックと柔らかい素材の組み合わせが定番になっています。

初心者が使いやすい材料は、次のようなものです。

  • プールスティックや発泡素材の浮き
  • やわらかい不織布系素材
  • 研磨剤なしのスポンジ系素材
  • 結束バンド

とくに浮き部分は、プールスティックのように水に浮きやすい素材だと扱いやすいです。
産卵部分は、メダカが入り込みやすいように、細く裂いた形にすると使いやすくなります。

手作り産卵床で避けたい素材

手作りでは何でも使えるように見えますが、避けたほうがいい素材もあります。
たとえば、研磨剤入りのたわしや硬すぎる素材は扱いに注意が必要です。100均素材を紹介する記事でも、不織布たわしには研磨剤入りのものが多く、安心面では専用素材のほうがよいとされています。

また、極端に色が派手なものや、においの強い素材も使いにくいことがあります。
作りやすさだけで選ぶより、水に入れても安心そうか、メダカが近づきやすいかを基準にしたほうが失敗しにくいです。色については、濃い緑や黒など水草に近い色が向くという解説もあります。

メダカの産卵床を手作りする簡単な方法

初心者が作りやすいのは、浮き付きタイプです。
作り方はかなりシンプルです。

1. 浮きになる部分を切る

まず、プールスティックなど浮く素材を、輪切りにして小さな浮きにします。
厚みは厚すぎなくて大丈夫ですが、産卵部分を差し込めるくらいのサイズが使いやすいです。プールスティックを輪切りにして使う方法は、自作記事でもよく紹介されています。

2. 産卵部分の素材を細く切る

次に、不織布やフェルト状の素材を短冊のように細く切ります。
メダカが卵を絡めやすいように、1本の太い束ではなく、細いひらひらがたくさんある形のほうが使いやすいです。フェルトを短冊状に細かく切る方法も紹介されています。

3. まとめて浮きに差し込む

切った素材を束にして、浮きの中央に差し込むか、結束バンドで固定します。
シンプルに差し込むだけでも形になりますし、抜けやすい場合は結束バンドを使うと安定します。100均素材を使った解説でも、この形がもっとも手軽な作り方として紹介されています。

4. 水に浮かべて形を整える

完成したら、水に浮かべて沈み方や広がり方を見ます。
広がりが足りなければ少し裂き、長すぎれば切って調整します。自作の強みは、こうした微調整がしやすい点です。

手作り産卵床を使うときのコツ

手作りの産卵床は、作っただけで終わりではありません。
実際に使うときは、卵がついたら回収しやすい位置に入れることが大切です。

また、汚れたまま長く使うと産卵しにくくなることがあります。
自作産卵床の使用ポイントを紹介した記事でも、何日もつけっぱなしにせず、汚れたら洗うことが勧められています。せいぜい3日程度を目安にし、洗った後は熱湯消毒と天日干しをすすめる例もあります。

つまり、手作り産卵床は作り方だけでなく、交換と清潔さも大切です。

手作り産卵床は市販品より劣るのか

必ずしもそうとは言えません。
手作りでも十分使えますし、実際にそれをヒントに市販品の開発が進んだ例もあります。GEXの開発記事では、自作産卵床の発想から抗菌繊維入りの製品開発につながった経緯が紹介されています。

ただし、市販品には抗菌性、扱いやすさ、耐久性などで工夫されているものもあります。
たとえばGEXの産卵床は、抗菌作用のある特殊繊維を採用して卵のカビや雑菌対策を意識した設計です。手作りはコストと自由度が強み、市販品は安定感が強み、と考えると選びやすいです。

メダカの産卵床を手作りするときの注意点

手作りでよくある失敗は、素材選びを雑にしてしまうことです。
見た目が似ていても、水に入れる前提では向かない素材があります。特に研磨剤入り、においが強い、硬すぎるものは避けたほうが安心です。

また、産卵床を大きく作りすぎると、容器の中で邪魔になりやすいです。
最初は小さめに作って、足りなければ数を増やすほうが扱いやすいです。複数入れたほうが産卵量が増えると感じる例もありますが、入れすぎて管理しにくくならないようにバランスを見ることが大切です。

メダカの産卵床 手作りでよくある質問

100均の材料だけでも作れますか?

作れます。
実際に、プールスティックや柔らかい素材を使った100均ベースの自作例は多く紹介されています。

フェルトでも作れますか?

作れます。
フェルトを細く短冊状に切って使う方法が紹介されていますが、細かく切って卵が絡みやすい形にするのがポイントです。

手作りでもちゃんと産卵しますか?

します。
形と素材が合っていれば十分使えます。実際に自作産卵床は広く使われており、市販品開発の発想元にもなっています。

まとめ

メダカの産卵床は、100均素材でも手作りしやすく、コストを抑えながら数をそろえられるのが大きな魅力です。
とくに、浮きになる素材と、卵が絡みやすいやわらかい素材を組み合わせた浮くタイプは、初心者でも作りやすく使いやすいです。

一方で、素材選びはかなり大切です。
研磨剤入りや硬すぎる素材は避け、汚れたら洗って清潔に保つことまで含めて考えると、手作り産卵床は十分実用的に使えます。

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